1) |
活動のねらい
同年代の小学生の学校生活の様子を見ることを通して,遠く離れた外国にも自分たちと同じように生活をしている人たちがいることを知るとともに,Wahl-Coates
ESへの関心を抱かせる。 |
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2) |
活動の方法
@ |
ウォルコーツ小学校の1年生は,どんなことをしているのかな? |
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○ |
アメリカ・ノースカロライナ州の位置を地図で確かめたり,アメリカの小学校のことで知っていることを聞きあったりする。 |
○ |
授業者が訪問したWahl-Coates
ESの1年生のクラスの学校生活の様子のビデオで見る。
〔School Announcement, Special Class(P.E),
Morning Meeting, Math, Snack,
Working with words, Lunch などの様子) |
○ |
ビデオを見た感想を交流する。
・なぜ,休憩時間にお菓子を食べることができるのか。
・なぜ,靴を履いて教室に入るのか。
・教室移動や外で遊んで教室に入る時,なぜならぶのか。
・教室がかわいくてきれい。
・数字も英語と思っていたけど,数字は日本と同じだったのでびっくりした。
・筆箱の中に入っているものは,日本と同じかな。
・アメリカには,どんな遊びがあるのかな。 など |
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A |
附属三原小学校の様子を紹介しよう |
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○ |
自分たちの学校生活のどんな場面を紹介したいか話し合う。
・制服を着て,自分たちで通学している姿。
・給食の配膳をしている様子や給食の献立
・伝承遊び
・クラスのメンバー など |
○ |
紹介したい場面の様子の写真にメッセージを添えたものをWahl-Coates
ESに送付する。 |
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3) |
成果と課題
○ |
同年齢の子どもたちや授業者がビデオに登場することもあって,Wahl-Coates
ESを身近な存在として感じることができた。 |
○ |
子どもたちは,自分たちの生活と比較して感想を抱くことができた。 |
○ |
附属三原小学校の様子の写真を,Wahl-Coates
ESのJapan Festivalで紹介してもらうことができた。 |
○ |
日本とアメリカでは,学校の年度のかわる時期がずれていることもあり,子ども同士の継続した交流を続けていくことが難しい。 |
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<付記>
※1: |
2002年度には,@とAの活動を行った。
2005年度には,@の後,他の国の小学校の様子を本の中から紹介しました。(第2学年 5月) |
※2: |
@の活動の様子は,2005年度の同様の活動の様子の画像である。 |
※3: |
2005年度に@の活動を行った際には,ビデオの中に映し出された手遊び歌をともに行うことによって,ただビデオを見るだけでなく体を動かし,ビデオの中のWahl-Coates
ESの小学生と活動を共有することができた。これは,「国際交流学習」の時間に英語の活動に親しんでいたことの効果が表れていると思われる。また,直接でなくビデオを見ながらでも,手遊び歌のように体を動かして歌ったり踊ったりして,同じ活動をすることは,低学年の子どもたちに有効ではないかと感じられた。また,絵などの作品の交流だけでなく,遊びの紹介をビデオでとって交流することも可能ではないかと感じました。 |
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T「体育館で,2クラスがいっしょに体育をしています。」
C「なぜ,体操服にきがえないの?」
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T「朝の会で,歌にあわせて踊っているよ。
みんなもいっしょに体をうごかしてみようか。」 |
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スクリーンに合わせて手遊び歌を行っています。スクリーンに映るウォルコーツの子どもたちも三原の子どもたちも笑顔です。 |
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ウォルコーツ小学校の1年生の様子を掲示したものを友達と話しながら見ているところです。
「この遊び,楽しそうだね。」
「してみたいね。」 |
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2002年度にウォルコーツ小学校に送付した学校紹介の一部です。 |
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